研究 ID
hum0127-v4リリース情報
最新
研究題目
マルチオーミクス解析を用いたがん患者評価に基づく個別化治療と新技術開発に関する研究ープロジェクトHOPE(High-tech Omics-based Patients Evaluation)for Cancer Therapyー
研究概要
- 目的
- 静岡がんセンター手術症例のうち、年間約1,000症例のがん患者から提供された血液や手術摘出組織について、ゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボローム、メチロームなど最先端マルチオミクス解析技術を用いてがんの発生や進展過程に関与する分子生物学的特徴を分析する。 腫瘍組織については、一人ひとりのがん患者について、がんのドライバー遺伝子や遺伝性がん原因遺伝子を突き止める。 さらに、血液細胞を用いた生殖細胞系列のゲノム解析により、遺伝性がんの存在について検討する。薬物代謝酵素の遺伝子多型を調べ、薬剤感受性や副作用のについての関連を検討する。 得られた成果は、新たな予後因子、創薬、診断薬開発など、新規がん診療技術の開発に役立てられる。一人ひとりの患者についての解析結果が、治療の実践においてどのように役立つかについても検討する。
- 研究方法
- 末梢血の白血球(非腫瘍組織)や手術摘出組織(腫瘍組織、非腫瘍組織)から抽出したDNAおよびRNAを対象に、NGSによるWhole Exome seq、DNA amplicon-seq、RNA amplicon-seq、マイクロアレイ、Whole genome sequencing、メチル化解析を実施する。
- 対象
- JGAS000130:いずれかのがんを発症し、静岡がんセンター病院において摘出手術を受けた2042症例のうち、POLE遺伝子内に変異を持ち、かつ、がん関連変異を高頻度で保有する91症例
JGAS000274:いずれかのがんを発症し、静岡がんセンター病院において摘出手術を受けた5143症例
JGAS000604:消化管間質腫瘍:30症例(23症例は上記で登録済み、7症例は新規)
JGAS000715:静岡がんセンター病院で手術を受けたがん患者5143症例において全エクソンシーケンシングおよび全遺伝子発現解析などでドライバー遺伝子に変化が認められなかった177症例
データセット
| カート | データセット ID | データの種類 | 解析手法 | アクセス制限 | 公開日 |
|---|---|---|---|---|---|
| JGAD000141 | NGS(Exome) |
| 制限公開(Type I) | 2020-09-28 | |
| JGAD000380 | NGS(Exome;体細胞変異) NGS(Exome;生殖細胞系列変異) NGS(Exome;CNV) NGS(DNA Amplicon-seq、Exome) マイクロアレイ NGS(RNA Amplicon-seq) |
| 制限公開(Type I) | 2021-03-09 | |
| JGAD000733 | NGS(WGS;腫瘍組織由来の変異情報) マイクロアレイ(全プローブのintensityデータ) メチル化アレイ |
| 制限公開(Type I) | 2024-01-24 | |
| JGAD000848 | NGS(WGS;腫瘍組織由来の変異情報) |
| 制限公開(Type I) | 2024-07-10 |
提供者
- 研究代表者
- 山口 建
- 所属機関
- 静岡県立静岡がんセンター
研究プロジェクト情報
| 研究プロジェクト名 | URL |
|---|---|
プロジェクトHOPE (High-tech Omics-based Patient Evaluation)(がんのマルチオミクス解析)/ 静岡がんセンター |
助成金情報
助成金情報はありません。
関連論文
| タイトル | DOI | データセット ID |
|---|---|---|
Implementation of individualized medicine for cancer patients by multiomics-based analyses-the Project HOPE- | N/A | |
Molecular profiling and sequential somatic mutation shift in hypermutator tumours harbouring POLE mutations | ||
Integrated next-generation sequencing analysis of whole exome and 409 cancer-related genes | N/A | |
Integrated analysis of gene expression and copy number identified potential cancer driver genes with amplification-dependent overexpression in 1,454 solid tumors | N/A | |
Next generation sequencing approach for detecting 491 fusion genes from human cancer | N/A | |
Japanese version of The Cancer Genome Atlas, JCGA, established using fresh frozen tumors obtained from 5143 cancer patients | ||
Whole-genome and epigenomic landscapes of malignant gastrointestinal stromal tumors harboring KIT exon 11 557-558 deletion mutations |
制限公開データの利用者一覧
| 研究代表者 | 所属機関 | 国・州名 | 研究題目 | データ利用期間 | データセット ID |
|---|---|---|---|---|---|
| 万代 昌紀 | 婦人科学産科学教室, 京都大学医学部医学研究科 | 日本 | 多様な臨床情報を考慮した婦人科悪性腫瘍患者のオミックス解析(全ゲノム・全トランスクリプトーム・プロテオーム・メタボローム解析)による個別化治療の探索 | 2018-10-04 – 2025-04-14 | |
| 三森 功士 | 外科, 九州大学病院別府病院 | 日本 | トランスオミクス解析による日本人乳癌の分子的特徴の解明 | 2021-06-01 – 2025-08-05 | |
| 松村 謙臣 | 産科婦人科学教室, 近畿大学医学部 | 日本 | JGOG3017-TR1:エクソームシークエンスデータを有する卵巣明細胞癌のRNAseq解析 | 2024-10-15 – 2027-12-31 | |
| 山口 建 | 婦人科学産婦人科学教室, 京都大学 | 日本 | JGOG3017-TR1:エクソームシークエンスデータを有する卵巣明細胞癌のRNAseq解析 | 2024-10-22 – 2027-12-31 |