研究題目
頭頸部悪性腫瘍細胞株の樹立 頭頸部悪性腫瘍に対する網羅的遺伝子解析およびデータベースの構築
研究概要
目的: 悪性腫瘍の研究において、多くの研究者が細胞バンクの細胞株を利用しているが、細胞バンクから入手可能な頭頚部悪性腫瘍の細胞株は部位、組織型ともに限られており、特に希少がんの細胞株入手は困難である。本研究では、頭頸部悪性腫瘍の細胞株を樹立後免疫不全動物へ移植し、生着・増殖の可否を検討する。また、樹立した細胞株は細胞バンクへ寄託・譲渡し、多くの研究者が利用可能なものとすることで、頭頚部悪性腫瘍、特に希少がんについて病態の解明や治療法確立に向けての研究を推進することを目的とする。
研究方法: 末梢血単核細胞、原発腫瘍組織、原発巣腫瘍組織から樹立した細胞株、それぞれから抽出したDNAを用いた全エクソーム配列決定
対象: 外耳道扁平上皮がん患者1名から採取した末梢血単核細胞、腫瘍原発巣組織、および腫瘍原発巣組織から樹立した細胞株 (計3検体) 。細胞株は細胞株 (SCEACono2) として理化学研究所バイオリソース研究センターに寄託済 (https://cellbank.brc.riken.jp/cell0bank/CellInfo/?cellNo=RCB5515&lang=En) 。
