研究 ID
hum0030-v5リリース情報
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研究題目
婦人科臓器に発生する悪性腫瘍の発症に関連する分子生物学的異常の検索
研究概要
- 目的
- 卵巣明細胞腺がんと他の組織型の卵巣がんにおけるゲノムコピー数の違いを比較することに加え、全エクソンシークエンス、RNAシークエンスにより、卵巣明細胞腺がんの分子生物学的特徴を明らかにする。さらに、高異型度卵巣漿液性がんにおいても同様の網羅的ゲノム解析を行い、相同組換修復欠損のバイオマーカー、サブタイプ、予後規定因子を同定し、PARP阻害薬の有用性についても検討する。さらに、全エクソンシークエンス解析結果をもとに相同組換え修復欠損(HRD)の有無を判定し、HRD陽性症例に対するPARP阻害薬オラパリブの有効性・安全性を調べる医師主導治験を行う。
また、子宮体がんにおける免疫制御メカニズムを理解することは、免疫療法戦略の改善に重要である。そのため、腫瘍免疫微小環境とHLAクラスI発現の関係を解明することで、特にCD8+ T細胞浸潤パターンへの影響を明らかにする。異なる組織学的、分子生物学的サブタイプにおける免疫回避の分子基盤を解明することで、個別化免疫療法の開発に貢献することを目指す。 - 研究方法
- がんゲノムコピー数解析(ゲノムワイドSNPタイピングアレイを使用し約26万個のSNPプローブの蛍光強度を測定し、がんと正常を比較することでコピー数異常を検出する)、Whole Exome sequencing、RNA-seq、メチル化アレイ、発現アレイ、Target bisulfite sequencing
- 対象
- 卵巣がん57(類内膜がん12)+111+31+189症例、子宮体がん86症例
- URL
- N/A
データセット
| カート | データセット ID | データの種類 | 解析手法 | アクセス制限 | 公開日 |
|---|---|---|---|---|---|
| JGAD000022 | がんゲノムコピー数解析 |
| 制限公開(Type I) | 2020-09-28 | |
| JGAD000682 | NGS(Exome、RNA-seq) |
| 制限公開(Type I) | 2024-05-13 | |
| JGAD000931 | NGS(Exome) |
| 制限公開(Type I) | 2025-07-09 | |
| JGAD001041 | NGS(Target bisulfite-seq) |
| 制限公開(Type I) | 2026-04-22 |
提供者
- 研究代表者
- 織田 克利
- 所属機関
- 東京大学医学部 産科婦人科学教室
研究プロジェクト情報
研究プロジェクト情報はありません。
助成金情報
| 科研費・助成金名 | 研究課題名 | 研究課題番号 |
|---|---|---|
科学研究費助成事業 基盤研究(S) | 統合的ゲノム解析によるがん細胞集団進化の解明 |
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科学研究費助成事業 基盤研究(C) | 子宮体癌・卵巣癌においてアポトーシスを誘導する新規分子標的治療法の探 |
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科学研究費助成事業 若手研究(B) | 卵巣明細胞腺癌における遺伝子プロファイルに基づく新規分子標的治療法の探索 |
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次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラム(P-DIRECT) | 「分子プロファイリングによる新規標的同定を通じた難治がん治療法開発」 (進行性卵巣がんの治療感受性を規定する遺伝子変異の同定) |
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科学研究費助成事業 若手研究(B) | 卵巣明細胞癌におけるSWI/SNFクロマチンリモデリング複合体の異常と発癌過程 |
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科学研究費助成事業 基盤研究(C) | 卵巣癌における相同組換修復欠損に着目した新規分子標的治療法の探索 |
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科学研究費助成事業 基盤研究(B) | 卵巣癌におけるゲノム解析とオルガノイドによる薬剤感受性試験の臨床的有用性の検証 |
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科学研究費助成事業 基盤研究(B) | 卵巣癌/子宮体癌における薬剤感受性メチル化診断キットの開発とLiquid Biopsyへの応用 |
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関連論文
| タイトル | DOI | データセット ID |
|---|---|---|
Integrated Copy Number and Expression Analysis Identifies Profiles of Whole-Arm Chromosomal Alterations and Subgroups with Favorable Outcome in Ovarian Clear Cell Carcinomas | ||
The frequency of neoantigens per somatic mutation rather than overall mutational load or number of predicted neoantigens per se is a prognostic factor in ovarian clear cell carcinoma | ||
Neoantigen load and HLA-class I expression identify a subgroup of tumors with a T-cell-inflamed phenotype and favorable prognosis in homologous recombination-proficient high-grade serous ovarian carcinoma | ||
Integrated genomic/epigenomic analysis stratifies subtypes of clear cell ovarian carcinoma, highlighting their cellular origin | ||
HLA class I dysregulation and immune microenvironment across endometrial cancer molecular subtypes | N/A |
制限公開データの利用者一覧
| 研究代表者 | 所属機関 | 国・州名 | 研究題目 | データ利用期間 | データセット ID |
|---|---|---|---|---|---|
| 小西 郁生 | 婦人科産科学, 京都大学大学院医学研究科器官外科学 | 日本 | 多様な臨床情報を考慮した婦人科悪性腫瘍患者のオミックス解析(全ゲノム・全トランスクリプトーム・プロテオーム・メタボローム解析)による個別化治療の探索 | 2015-07-03 – 2017-09-04 | |
| 万代 昌紀 | 婦人科学産科学教室, 京都大学医学部医学研究科 | 日本 | 多様な臨床情報を考慮した婦人科悪性腫瘍患者のオミックス解析(全ゲノム・全トランスクリプトーム・プロテオーム・メタボローム解析)による個別化治療の探索 | 2018-10-04 – 2025-04-14 | |
| 松村 謙臣 | 産科婦人科学教室, 近畿大学医学部 | 日本 | JGOG3017-TR1:エクソームシークエンスデータを有する卵巣明細胞癌のRNAseq解析 | 2024-10-15 – 2027-12-31 | |
| 山口 建 | 婦人科学産婦人科学教室, 京都大学 | 日本 | JGOG3017-TR1:エクソームシークエンスデータを有する卵巣明細胞癌のRNAseq解析 | 2024-10-22 – 2027-12-31 |