NBDC Research ID: hum0544.v1
研究内容の概要
目的: 精巣は最も進化速度が速い組織として知られており、種間でその性質が大きく異なる。精子幹細胞は成体の精巣において精子形成に働く幹細胞である。これまでの研究により、霊長類の精子幹細胞系がマウスのものとは大きく違うことが明らかになった。例えば、マウスにおいては、精子幹細胞は少なくとも7日に一回は分裂するのに対して、サルでは約50日に一回程度しか分裂を行わない。このサルの精子幹細胞の性質は、寿命の長いサルにおいてDNA複製に伴う突然変異を少なくするために進化したと考えられる。ヒトの精子幹細胞もサルのものと同様の性質を持つと考えられるが、ヒトでは精子幹細胞のみならず精子形成自体の研究が進んでおらず良くわかっていない。本研究は、その機構の解明と不妊の原因究明を目的とする。
方法: 精巣をコラゲナーゼ4とトリプシンで分散し、FACSにて分離したSSEA4陽性の細胞集団から抽出したDNAを用いたsingle cell bisulfite-seq解析
対象: 閉塞性無精子症
| データID | 内容 | 制限 | 公開日 |
|---|---|---|---|
| JGAS000888 | NGS(scWGBS) | 制限公開(Type I) | 2026/03/10 |
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分子データ
| 対象 |
閉塞性無精子症(ICD10:N46):1症例 正常精巣:1検体 |
| 規模 |
scWGBS |
| 対象領域(Target Captureの場合) | - |
| Platform | Illumina [NovaSeq X] |
| ライブラリソース | 正常精巣より分離したSSEA4陽性細胞から抽出したDNA |
| 検体情報(購入の場合) | - |
| ライブラリ作製方法(キット名) | NEBNext Multiplex Oligos for Illumina, 96 Unique Dual Index kit |
| 断片化の方法 | - |
| ライブラリ構築方法 | Paired-end |
| リード長(除:バーコード、アダプタ、プライマー、リンカー) | 100-500 bp |
| Japanese Genotype-phenotype Archive Dataset ID | JGAD001032 |
| 総データ量 | 75.4 GB(fastq) |
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提供者情報
研究代表者: 渡部 聡朗
所 属 機 関: 国立成育医療研究センター 細胞医療研究部
プロジェクト/研究グループ名: 霊長類・ヒト生殖細胞プロジェクト/渡部グループ
URL: https://www.amed.go.jp/content/000153272.pdf
科研費/助成金(Research Project Number):
| 科研費・助成金名 | タイトル | 研究課題番号 |
|---|---|---|
| 日本医療研究開発機構(AMED) 革新的先端研究開発支援事業 ソロタイプ(PRIME) | 霊長類生殖細胞形成におけるDNAメチル化の確立に関する研究 | JP22gm6310010 |
関連論文
| タイトル | DOI | データID | |
|---|---|---|---|
| 1 | Establishment of DNA methylation during primate germ cell development |
JGAD001031 JGAD001032 |
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制限公開データの利用者一覧
| 研究代表者 | 所属機関 | 国・州名 | 研究題目 | 利用データID | 利用期間 |
|---|---|---|---|---|---|