NBDC Research ID: hum0413.v1
研究内容の概要
目的: 膨大なデータを蓄積・解析することで、発症予測・予防・治療法の選択など、医療戦略に貢献することを目的とする。アレルギー疾患をモデルとして計算科学分野を中核に、異分野の研究を融合させた新たな研究分野の創成を目指し、知識基盤として疾患ビッグデータ解析技術の開発と疾患メカニズム研究を行う。
方法: RNA-seq解析
対象: アトピー性皮膚炎 161症例(皮膚組織:260検体、末梢血単核細胞[PBMC]:461検体)
健常者 41名(皮膚組織:55検体、PBMC:41検体)
データID | 内容 | 制限 | 公開日 |
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JGAS000628 | NGS(RNA-seq) | 制限公開(Type I) | 2023/07/20 |
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分子データ
対象 |
アトピー性皮膚炎(ICD10:L20.9):161症例 皮膚:260検体、PBMC:461検体 健常者:41名 皮膚:55検体、PBMC:41検体 |
規模 | RNA-seq |
対象領域(Target Captureの場合) | - |
Platform | Illumina [HiSeq 1500/2500] |
ライブラリソース | 皮膚検体およびPBMC検体から抽出したRNA |
検体情報(購入の場合) | - |
ライブラリ作製方法(キット名) |
皮膚:NEBNext Ultra RNA Library Prep Kit for Illumina PBMC:SureSelect Strand-Specific RNA Library Prep Kit |
断片化の方法 | 高温条件下での2価陽イオンによる断片化 |
ライブラリ構築方法 | Single-end |
リード長(除:バーコード、アダプタ、プライマー、リンカー) | 50 bp |
Japanese Genotype-phenotype Archive Dataset ID | JGAD000757 |
総データ量 | 506.3 GB(fastq) |
コメント(利用にあたっての制限事項) | NBDC policy |
提供者情報
研究代表者:古関 明彦
所 属 機 関:理化学研究所 生命医科学研究センター 免疫器官形成研究チーム
プロジェクト/研究グループ名:アトピー性皮膚炎患者の網羅的データ解析研究
科研費/助成金(Research Project Number):
科研費・助成金名 | タイトル | 研究課題番号 |
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国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 免疫アレルギー疾患実用化研究事業 | 臨床・オミクス情報の統合解析による、アトピー性皮膚炎とそれに併発する他臓器アレルギー疾患の病態解明 | JP22ek041007 |
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 免疫アレルギー疾患実用化研究事業 | アトピー性皮膚炎の個別化予測医療を目指した皮膚微生物叢解析研究 | JP21ek0410058 |
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 免疫アレルギー疾患実用化研究事業 | アトピー性皮膚炎の個別化医療・予測医療実現に向けた、皮膚トランスクリプトーム解析研究 | JP19ek0410046 |
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 免疫アレルギー疾患実用化研究事業 | 皮膚・腸内微生物叢解析によるアトピー性皮膚炎発症機序の解明 | JP18ek0410028 |
科学技術振興機構(JST) イノベーションハブ構築支援事業 | 高精度の予測に基づく予防医療の実現に向けた疾患ビッグデータ主導型イノベーションハブ | JPMJIH1504 |
関連論文
タイトル | DOI | データID | |
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1 | Multifaceted analysis of cross-tissue transcriptomes reveals phenotype–endotype associations in atopic dermatitis. | doi: 10.1038/s41467-023-41857-8 | JGAD000757 |
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制限公開データの利用者一覧
研究代表者 | 所属機関 | 国・州名 | 研究題目 | 利用データID | 利用期間 |
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