NBDC Research ID: hum0302.v1

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研究内容の概要

目的: iPS細胞株(健常人及び疾患特異的iPS細胞株)を使用し、分化能解析(疾患原因細胞や関与細胞への分化能の評価)、疾患原因遺伝子の解析、全ゲノム解析等の高次特性解析を実施する。また、ゲノム編集技術等を利用して(1)疾患原因遺伝子を正常遺伝子に置換した疾患特異的iPS細胞株(isogenic control cell)、疾患特異的iPS細胞における疾患原因遺伝子を正常遺伝子に置換した細胞(isogenic control cell)、(2)正常遺伝子を疾患原因遺伝子に置換した細胞株(人工作製疾患特異的iPS細胞株)、(3)組織特異的及び/又は分化段階特異的にマーカー(蛍光マーカー等)を発現する加工iPS細胞株を作製する。

方法: ヒトiPS細胞から肝細胞を分化誘導し、19日目に回収。RNAを抽出後PolyA選択法により作製したストランド特異的ライブラリーのシークエンシング解析をNovaseq6000にて行った(サンプルあたり約6Gb [約2000万ペアリード相当]のデータ出力)。

対象: ウイルソン病(指定難病171)患者由来iPS細胞株、ならびに、健常人由来iPS細胞株

URL: https://acd.brc.riken.jp/ja/

 

データID内容制限公開日
JGAS000382 NGS(RNA-seq) 制限公開(Type I) 2022/09/05

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分子データ

JGAS000382

対象

ウィルソン病(ICD10:E830)患者由来iPS細胞から分化誘導させた肝細胞サンプル:5検体

ウイルソン病患者由来iPS細胞をゲノム編集し、ATP7B変異を修復した肝細胞サンプル:1検体

健常人由来iPS細胞から分化誘導させた肝細胞サンプル:5検体

健常人由来iPS細胞をゲノム編集し、ATP7B変異を導入した肝細胞サンプル:1検体

計12検体

規模 RNA-seq
対象領域(Target Captureの場合) -
Platform Illumina [NovaSeq 6000]
ライブラリソース iPS細胞から分化誘導させた肝細胞から抽出したRNA
検体情報(購入の場合) -
ライブラリ作製方法(キット名) GeneWiz社のプロトコルに準拠
断片化の方法 GeneWiz社のプロトコルに準拠
ライブラリ構築方法 Paired-end
リード長(除:バーコード、アダプタ、プライマー、リンカー) 150 bp
Japanese Genotype-phenotype Archive Dataset ID JGAD000497
総データ量 45.6 GB(fastq)
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提供者情報

研究代表者: 林 洋平

所 属 機 関: 理化学研究所 バイオリソース研究センター

プロジェクト/研究グループ名:  iPS細胞高次特性解析開発チーム

URL: https://acd.brc.riken.jp/ja/

科研費/助成金(Research Project Number):

科研費・助成金名タイトル研究課題番号
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関連論文

タイトルDOIデータID
1 Retinoids rescue ceruloplasmin secretion and alleviate oxidative stress in Wilson's disease-specific hepatocytes. doi: 10.1093/hmg/ddac080 JGAD000497
2

 

制限公開データの利用者一覧

研究代表者所属機関国・州名研究題目利用データID利用期間