NBDC Research ID: hum0403.v1
研究内容の概要
目的: 泌尿器がん症例から採取された腫瘍組織と遊離核酸を用い、遺伝子変異およびmicro RNA発現を評価し、新たなバイオマーカーの同定を前向き研究として行うこと。
方法: 抽出した血漿のセルフリーDNAの濃度は、Qubit fluorometer(Thermo Fisher Scientific, Waltham, MA, USA)を用いて評し、AVENIO ctDNA Expanded Kit(Roche Diagnostics, Basel, Switzerland)を用いて循環腫瘍DNA解析を行った。
対象: 転移性尿路上皮がん16症例から採取した免疫チェックポイント阻害剤投与前の血漿16検体と投与後の血漿9検体(計25検体)
データID | 内容 | 制限 | 公開日 |
---|---|---|---|
JGAS000622 | NGS(Target Capture) | 制限公開(Type I) | 2023/07/27 |
※リリース情報はこちら
※制限公開データの利用にあたっては、利用申請が必要です。申請方法はこちら。
分子データ
対象 |
転移性尿路上皮がん(ICD10:C65、C66、C67.9):16症例 免疫チェックポイント阻害剤投与前の血漿:16検体 免疫チェックポイント阻害剤投与後の血漿:9検体 |
規模 | Target Capture |
対象領域(Target Captureの場合) | 77遺伝子 |
Platform | Illumina [NextSeq 500] |
ライブラリソース | 血漿のセルフリーDNA |
検体情報(購入の場合) | - |
ライブラリ作製方法(キット名) | AVENIO ctDNA Expanded Kit |
断片化の方法 | - |
ライブラリ構築方法 | Paired-end |
リード長(除:バーコード、アダプタ、プライマー、リンカー) | 151bp x 2 |
マッピング方法 | AVENIO ctDNA Analysis Software Version 2.0.0 |
マッピングクオリティ | 99.99997595 |
マッピングの際のリファレンス配列 | hg38 |
平均カバー率(Depth) | 7243 |
Japanese Genotype-phenotype Archive Dataset ID | JGAD000751 |
総データ量 | 40.8 GB (bam) |
コメント(利用にあたっての制限事項) | NBDC policy |
提供者情報
研究代表者: 濱田 和希
所 属 機 関: 筑波大学附属病院 腎泌尿器外科
プロジェクト/研究グループ名:-
科研費/助成金(Research Project Number):
科研費・助成金名 | タイトル | 研究課題番号 |
---|---|---|
科学研究費助成事業 基盤研究(C) | 泌尿器癌における全血RNAを用いた免疫細胞の多様性の理解と治療効果予測への応用 | 21K09365 |
関連論文
タイトル | DOI | データID | |
---|---|---|---|
1 | Variant allele frequency changes in TP53 predict pembrolizumab response in patients with metastatic urothelial carcinoma. | doi: 10.3892/ol.2023.13975 | JGAD000751 |
2 |
制限公開データの利用者一覧
研究代表者 | 所属機関 | 国・州名 | 研究題目 | 利用データID | 利用期間 |
---|---|---|---|---|---|