NBDC Research ID: hum0369.v1
研究内容の概要
目的: 茨城県においても、複数の病院において医療従事者の院内感染と思われる事例が発生した。感染した医療従事者については、感染者との濃厚接触により発症したものと想定されるが、明らかに感染した医療従事者よりも濃厚接触したにもかかわらず、感染に至らない医療従事者が多数いることを確認した。そこで、新型コロナウィルス感染症に対して罹患しにくい個人の内的要因、ならびにストレス耐性を明らかにすることで、医療従事者の適正配置に加え、今後の本症の対応に対し、より安全に対処可能な体制作りの実現を目的とした。
方法: 末梢血より抽出したゲノムDNAを用いたアンプリコンシーケンス解析
対象: 新型コロナウイルス感染者に濃厚接触したものの、罹患しなかった健常者:139名
URL: https://center6.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr_e/ctr_view.cgi?recptno=R000047878
データID | 内容 | 制限 | 公開日 |
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JGAS000562 | NGS(Target Capture) | 制限公開(Type I) | 2022/09/28 |
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分子データ
対象 | 健常者:139名 |
規模 | Target Capture |
対象領域(Target Captureの場合) | TMPRSS2、MxA、ACE2、IFNL3、IFNL4 |
Platform | Illumina [NextSeq 500] |
ライブラリソース | 末梢血から抽出したDNA |
検体情報(購入の場合) | - |
ライブラリ作製方法(キット名) | PCRアンプリコンシーケンス(QIAseq Targeted DNA Custom Panel) |
断片化の方法 | 酵素反応 |
ライブラリ構築方法 | Paired-end |
リード長(除:バーコード、アダプタ、プライマー、リンカー) | 150 bp |
Japanese Genotype-phenotype Archive Dataset ID | JGAD000684 |
総データ量 | 7.8 GB(fastq) |
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提供者情報
研究代表者: 川口 敦史
所 属 機 関: 筑波大学 医学医療系 ウイルス学
プロジェクト/研究グループ名: -
科研費/助成金(Research Project Number):
科研費・助成金名 | タイトル | 研究課題番号 |
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厚生労働科学研究費補助金 厚生労働科学特別研究 | COVID-19感染症の診療にあたる医療従事者の保護対策の確立に向けた研究 | 20CA2055 |
関連論文
タイトル | DOI | データID | |
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制限公開データの利用者一覧
研究代表者 | 所属機関 | 国・州名 | 研究題目 | 利用データID | 利用期間 |
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