NBDC Research ID: hum0206.v1

 

研究内容の概要

目的: 胎盤異常を呈する全胞状奇胎(complete hydatidiform mole: CHM)の病態を解明するため、CHMより樹立したヒト胎盤栄養膜幹細胞(Trophoblastic stem cell:TS)の細胞特性を明らかにする

方法: 遺伝子発現解析(RNA-seq)、メチル化解析(PBAT-seq)

対象: CHM3症例の胎盤から単離した細胞性栄養膜細胞(Cytotrophoblast cell:CT)2検体、および、CT細胞から樹立したTS細胞株3検体

 

データID内容制限公開日
JGAS000207 NGS(PBAT-seqRNA-seq 制限公開(Type I) 2019/11/26

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分子データ

PBAT-seq

対象

CHM(ICD10:O01):3症例

 TS細胞:3検体

規模 PBAT-seq
対象領域(Target Captureの場合) -
Platform Illumina [HiSeq 1500/2500]
ライブラリソース CHM由来CT細胞から樹立したTS細胞株から抽出したDNA
検体情報(購入の場合) -
ライブラリ作製方法(キット名) Post-Bisulfite Adaptor-Tagging(PBAT)法
断片化の方法 PBAT法による(Bisulfite変換に伴うDNA切断)
ライブラリ構築方法 Single-end
リード長(除:バーコード、アダプタ、プライマー、リンカー) 101 bp
Japanese Genotype-phenotype Archive Dataset ID JGAD000292
総データ量 203 GB(fastq)
コメント(利用にあたっての制限事項) NBDC policy

 

RNA-seq

対象

CHM(ICD10:O01):3症例

 CT細胞:2検体

 TS細胞:3検体

規模 RNA-seq
対象領域(Target Captureの場合) -
Platform Illumina [HiSeq 2500]
ライブラリソース CHMの胎盤から単離したCT細胞およびCT細胞から樹立したTS細胞株から抽出したmRNA
検体情報(購入の場合) -
ライブラリ作製方法(キット名) TruSeq Stranded mRNA LT Sample Prep Kit
断片化の方法 熱処理
ライブラリ構築方法 Paired-end
リード長(除:バーコード、アダプタ、プライマー、リンカー) 101 bp
Japanese Genotype-phenotype Archive Dataset ID JGAD000292
総データ量 203 GB(fastq)
コメント(利用にあたっての制限事項) NBDC policy

 

提供者情報

研究代表者: 有馬 隆博

所 属 機 関: 東北大学大学院 医学系研究科 環境遺伝医学総合研究センター 情報遺伝学分野

プロジェクト/研究グループ名:-

科研費/助成金(Research Project Number):

科研費・助成金名タイトル研究課題番号
日本医療研究開発機構 革新的先端研究開発支援事業 ユニットタイプ(AMED-CREST) ヒト胎盤の発生・分化に関する理解と臓器チップモデルの作製 JP19gm1310001
日本医療研究開発機構 革新的先端研究開発支援事業 ユニットタイプ(AMED-CREST) 生殖発生にかかわる細胞のエピゲノム解析基盤研究 JP17gm0510011

 

関連論文

タイトルDOIデータID
1 Loss of p57KIP2 expression confers resistance to contact inhibition in human androgenetic trophoblast stem cells doi: 10.1073/pnas.1916019116 JGAD000292
2

 

制限公開データの利用者一覧

研究代表者所属機関国・州名研究題目利用データID利用期間
浜田 道昭 早稲田大学 理工学術院 日本 RNA標的創薬データベースの構築 JGAD000292 2022/12/26-2025/03/31